Clean Install

Fedoraのことではなく、職場PCのこと。

Windows11 23H2への更新に失敗して以来ずっと24H2への更新に失敗続き。ErrorLogを見るも結構な量の依存があって一筋縄ではいかない雰囲気。さらに状況が悪化して遂にはリカバリーによる修復もできず、さらに悪いことにwindows updateもPC Health checkも走らなくなりました。

機能的には使用できていますが非常に気分が悪い。さらに25H2が出て23H2もEOL…
仕方がないのでクリーンインストール敢行です。

まずあちこち検索してwindows11のインストールイメージを調達。7Gもあってびっくりです。DVDでも1枚に収まらない!、何入っているんだろうな… それにしてもMircosoftの中って探しにくいよな…
そして、関係データーを別ドライブに避難して作成したbootメディアで起動。

1回めは各ドライブを接続したままでやったので、中途半端に失敗です。なので、無関係なドライブを外して再度実行。思い切って全パーティションを削除してまったくの更の状態にしてやって、ようやくインストールが成功しました。

このマザー(Asrock H570)の癖なのか、設定が悪いのかドライブの検索順がSATA->NvmeなのでSATAに何かドライブを繋いでいると、そちらに書き込み行こうとするので厄介でしたね。

あとはボチボチ各種アプリとデーターを戻していきます。例によってOutlookの振り分けルールが復旧できないのが謎です。pstファイルを戻してやって、中のメールデーターは全部読めるのにな… かと言ってルールのexport/importって一括全部ではなく、1個ずつなので、面倒で効率の悪いこと夥しい… ThunderbirdでもBecky!でも関係フォルダーを戻すだけで、完全に元に戻るのに。もうOutlook止めてやるかなぁ。

Thunderbirdは複数メールアカウントの取扱に少し難が有るし、Becky!だとカレンダーが使えない。しかもどちらもoutlookからhtmlメールを送られたときにメール本体が1つにまとまった形にされてしまうデーター(winmail.dat)を復元できないので、弱りもの。

またVisioはMicrosoft365のSoloエディションではなく、Businessエディションなので、アカウントの切り替えなどでドタバタ。Visioもデスクトップアプリのインストールに辿り着くのに毎度苦労させられます。

MSとしては「もうWebアプリだけでいいじゃん」って事なんでしょうけど、インターネットが常に使用できるわけではないのでOff-lineでも使用できないと困ります。
客先によっては通信機器持ち込み禁止ってところもありますし。

全アプリケーションを戻すのにあと丸1日はかかりそうだな、やれやれ。

Fedora43

思っていた通りに43がrelease。期間が短かったので、42の野良buildも3割位しか進行していません。
まぁもっともPCを入れ替えて42のISOイメージを取りに行ったときに、すでに43のbetaが公開されていたので43が来るのも間もなくと思っていたので驚きはありません。

dnf5を利用した古典的な方法でupgrade実施。今回は42のクリーンインストールからのupgradeだったので、妙なことも起きずにすんなり終了。

ですけど、毎度のことながら、どこが変わったのかは分からずです。(苦笑)

さて、野良buildをやり直さないと。まずはgcc、make、rpm、tarあたりからかな。

メモリー追加

順調に進んでいるかに見えるrebuild。しかし時々謎のエラーで処理中のconsoleプロセスごとすっ飛びます。エラーログを確認すると、どうやらメモリー不足らしい。

16Gも積んでいるのになんでと思ってメモリー状況を確認すると、

@localhost:/$  free
           total        used     free      shared  buff/cache   available
Mem:        16208832     2576824     4024192       49256     9996988    13632008
Swap:        8388604      29828     8358776

と見慣れないswapという項があって、すでに最初から半分食われています。そういえば40のあたりから物理媒体でのswapの代わりにzramという、いわばramdiskをswapとして使用するようになっている事を思い出したのでした。で、デフォルトでの容量設定が搭載メモリーの半分の設定とか。

だから大物をrebuildするとメモリー不足に陥って吹っ飛ぶのですね。ならばとzramの最大値を4Gに制限したらどうかと思い、設定してみましたが状況変わらず。

家電量販店でのポイントが余っているので、メモリーを増やしてやることにしましたが、このマザー(Asrock B460)はチップセットが”B460″だからなのか、DIMM Slotが2つしかありません。しかたなく16GのDIMMを2個注文。とは言え1枚6.4k円ですから随分と安くなったものです。

あまりこちら系統は強くない家電量販店のこと、通販で1週間と有り得ないような長納期で届いたのでさっそく交換。

@localhost:/$  free
            total        used    free      shared  buff/cache   available
Mem:        32698944     2878956    23995088       38532     6386460    29819988
Swap:        8388604     1107788     7280816

と無事に増加しました。
その結果、今までメモリー不足ですっ飛んでいた大物のrebuildも平和に進行するようになって一安心。
旧PC時代に時々プロセスが落ちていたのは、これが原因だったのかも。旧PCもメモリーは16Gしか積んでませんでしたから。

それにしても道楽だってのに何やってんだろうな(苦笑)。

Rebuild再開

PC入れ替えになったので、Fedora42が素の状態でインストールできるようになりました。おかげで、今まであった謎の現象がことごとく解消されて快適です。

rebuildはどうかと試したところこちらもスイスイ。なので例によっての野良ビルド開始です。

ただし、-O3には副作用が多いとの記事をよく見かけましたので、今回は-Oは触らずに、-mtune=native -march=native -mfpmath=bothを追加するに留めておきます。

取り掛かったばかりなので、先は長いぞ。それより43の登場のほうが早いかも。それならそれでもいいんですけどね。

遅ればせながらのSSL導入

かなり前からwebにもSSL導入が推奨されていましたが、なんせSSLの証明書が高い。道楽でやっている身としてはこれだけのために年に数万も払っていられません。

なのと、「なんか設定が面倒だなぁ」で長らく放置していたのですが、新しいPCにFedoraを入れたところ自分のページにアクセスできなくなりました。ありゃまというわけで慌ててSSL導入。レンタルサーバー業者が無料SSL証明書を提供してくれているのでありがたく導入します。

設定自体はサーバーのコントールパネルから「導入」をクリックするだけと、非常にあっさりと導入できたのでした。
これで、自ページを開くたびに出てくる「信頼できない接続」ってのが出なくなって平和です。

実は自ページがFedora側からアクセスできなくなっていたのはFedoraの設定を間違っていて、local hostの設定を自ドメインにしていたからなのです。現在のインストールではhttpdは走っていませんので、アクセス不能なのは当たり前。
まぁ怪我の功名とも言うべきでしょうけど、長年の無精も解決できて一安心。