しばらく例の300円スピーカーを使っていましたが、どうにも問題が有って解決が難しいので意を決して新しいブツを入手。
問題点としては、USBから電源を取り出しているのですが、つなぐモノによっては電源自体がノイズまみれで、無入力でも「チリチリ・バチバチ」と音がします。また、たぶん高周波ノイズが電源に乗っているせいと思いますが、高域が荒れてしまい、ソースによっては非常に聞き辛い音となってました。
さらに小径スピーカーのせいも有ってかなり指向性が強く正面に置いて鳴らす分には問題は無いのですが、作業中のBGM的な使い方をするには聞こえたり聞こえなかったりで気になってしまいNG。
という訳で、適当な物をあれこれ検討した結果購入したのがこれ。JBLの”PEBBLES”と言うPCスピーカー。JBLだからどうこうと言う訳ではなく、USB-DACタイプなので、電源さえしっかりしていればノイズ知らずというのと、送料・税込で4,830円というのが決め手。この価格なら「スカ」でもまぁ我慢できますからね。
まず最初の印象が「でかい」。勝手に高さ5cm位の可愛い奴だと思ってましたが、届いてみれば高さ13cm、奥行き15cm、厚さ8cmもあります。重量は合わせて1kgくらいかな、小ぶりの割にはずっしりきますが、スピーカーなのでこのくらいの方がしっくりきます。
USBオーディオもすっかり一般化したのか、何の騒ぎも無くつないだだけで直ぐに音が出るようになりました。
最初の音の印象は「普通」。考えてみれば変に癖が無いということはスピーカーとしては優秀ということです。心配された電源由来のノイズも無くなり、狙い通りスッキリです。
メインの使い方はラジコの(ほぼ)リアルタイム受信かGoogle Play Musicの「○○のラジオ」の再生で、ラジコは聞きやすく落ち着けます。
古いフュージョン系のようなディストーションギターが大活躍なんて音源だとちょっさざらついた感じを受けますが、もともとの音がそうだったのか、Google Play Musicの関係なのかは分かりません。同じGoogleでもAmbient系の場合は落ち着いていて良いので、結局は送り出し側の圧縮方式の問題かな。
まぁ出した金が無駄金にならずに済んで何よりでした。