言わずと知れた某T社のハイブリッド車。20系とよばれる2代目には乗ったことがありましたが、現行型はありませんでした。
出張作業での足として借り出したのが現行の4代目プリウス。なぜか型式が50系となっていますが、40ってどこ行ったんだろうな(笑) と思ったけど、派生モデルのプリウスαが40系なんですね。どうでも良いことですけど。
さてレンタカー屋で借り出して、コックピットドリルもなく営業所から放り出されたわけですが、やはりあちこち独特の操作系で判り難い。
特に駄目だと思ったのが現在どのポジジョンにあるのが見ただけではわからないシフトレバー。さらに言うとNポジジョンが2つ有って、それぞれもう1段階下に操作が可能になっています。左Nからは悪名高きBポジション、右NからはDポジションという訳ですが、どちらにしても手を離すと元のNポジションに戻ってしまうので、ゴチャゴチャと煩いセンターメーター内の表示を確認する必要が有ります。
まぁこれはそれほど頻繁に触る部分では無いので、その度に「指差し確認ヨシ!」でしのげば良いとして、走りと車内環境が問題。
30系は乗っていないので知りませんが、とにかくパワー感が無い。トルクの薄いエンジンで喘ぎ喘ぎ走っている感じ。特に今回の仕事先が山の入り口的所で、しばらく登り坂が続く場所なのでなおさら感じたのかも知れません。
またこれはハイブリッド車の問題点としてよく言われているのですが、とにかく寒い。車内が温まり出すまでかなりの時間を要するのは、今回のように寒い所での使用の場合には困りものです。
後方視界も変な所で仕切りが有って見にくいし、デザインもはっきり言って…だしで、この車が沢山売れている理由がよくわからないなというのが正直な所。
ついでに揚げ足を取らせてもらえば、車を止めた時にPポジションにするのですが、これが別付けのボタンスイッチ。だったらついでにパーキングブレーキも自動で掛けてくれよと思いますが、パーキングブレーキは足踏み式のまま… 設計思想がよく判りません。