購入後8年目に近づきつつあるプリンター。近頃では余剰インクを吸収するためのスポンジが飽和したと見えて、紙の状態によっては変なシミがつくようになってきました。
またインク残量の検出もだいぶ怪しくなっていて、全体に健全とは言いかねる状態。まぁインク残量の件は互換インクを使用しているので、そのせいも有るとは思いますが。
それで、次候補の検討をしているわけですが、複合機と専用機とでどちらにするか迷い中。どちらも値段がそれほど変わらないのが問題なんだよな。スキャナーは結構使用頻度が高いのだけど、既に社内にA4対応機ならば3台、A3対応機も存在する状態でA3対応の複合機を新しく購入する理由は….
単なるプリンターと複合機と調べてみると、実売価格はだいたい似たり寄ったりだったりしますが、そこがとても不思議。
各種機能についてはファームの開発費のみなので置いておくとしても、スキャナーとして機能するためのフラットベッドや自動紙送り機構などとても無料オプションにできるとは思えません。
さて、最近の流行りは大容量インク対応で、物によっては5000枚対応のインクカートリッジがあることを自慢していたりします。
この手の大容量インクは一個5,000円程度。プリンターは最低でも4色(BK,C,M,Y)使用するので、1回の交換でだいたい2「諭吉」となります。
一方でレーザーの場合はやはり4色(BK,C,M.Y)が必要であることはには違いは有りませんが、価格がだいたい1色7,000円前後。つまり3「諭吉」でちょっとお釣りといったレベル。
だけど、トナーカートリッジはインクに比べると1/4ほどの対応力しかないので、結局はカラーレーザープリンターを導入するなら5000枚出力するとして12「諭吉」が必要経費となるわけです。
短時間に大量に印刷する必要に迫られる組織ならばともかく、SOHOビジネスみたいな規模だとレーザープリンターは過剰性能だし、経費もかかりすぎるのでボツ。あのスピードは魅力なんですがね。
さらに今まで使ってきた経験から、小さい容量のインクの機種は交換が面倒だし、意外に費用がかさむのでボツ。
正式に測ったことは無いですが、現在のプリンターだと500枚で1回の交換といった頻度のように思えます。これだと、1個400円の安物インクとしても5000枚印字するには10セット必要で、しかもこいつは黒を2個使用するので、トータルだと5×400×10=¥20,000。大容量の純正の正規品を使用する場合とたいして変りません。
という訳で、選択は大容量インクタイプのプリント専用機かな。