KiCAD 5.1.4日本語フォント対応その5

本家から持ってきたパッケージだと異常が起きないことが分かりましたので、私製パッケージには問題が有るようです。が、使わない機能だし、めんどうなので次のバージョンが出るまではこのままとします。
と言うのもの1回リビルドするのに5時間程度必要で、手軽にあちこち変更って気分にはならないんですな。64bit版だけの生成にしておけば半分で済むのでしょうけど。次のバージョンからは64bit版のみにしよう。

その前に図面のテンプレートの整備や独自のパーツライブラリの作成などやらなきゃならないことは多数なので、こちらを優先して進めましょう。

KiCAD 5.1.4日本語フォント対応その3

前回の記事でダウングレード処置をしなくても云々と書きました。Logを確認すると

libeay32.dll
ssleay32.dll
libreadline7.dll

この3つが不足と出てました。またpip.exe,pip.exe.manifest,pip-script.pyも無いとか。不足しているのにパッケージが作成できるとは何事? なんですが、どうも気分が良くない。
本家のopensslからパッケージを取ってきてもlibeay32,ssleay32は無いし… libreadlineにしてもダウンロードされてくるのはlibreadline8。という訳で、5.0.0の時に作成したデーターが残っていたのでそこから3つをコピー。どうもopensslが更新されたタイミングでlibeayもssleayも無くなった模様なんだけど、不具合が有って更新されたはずなので、古いパッケージに依存するのはどうかと思うんだよね。本家の人たちがどうやってパッケージを作成しているのかはわからないけども。
とにかくこれに対応するための処置がopensslとlibreadlineのダウングレード処置であったかとようやく合点。ログファイルはよく読まないと駄目ですね。

またpip関係はpip2.exeとpip2-script.pyが有ったのでpip.exeとpip-script.pyにリネームしてコピー。がpip.exe.manifestまで手が回らかったのでまたしてもなんか苦情が出てました。mingw32\binにはあるようですが、中身いじる必要がありそう。それならpip.exeじゃやくてpip2.exeと書き換えた方が早いんじゃないかと思うのだけど見当たらないんだな。

もうちょっと工夫が必要な感じ。