謎の自粛要請がほぼ解除となったようで、近所の回転すし店やうどん屋、蕎麦屋、和食店が大混雑… なんでこうなるかな。やはり自分の頭で考える人間が殆ど居なくなったと言うことなのでしょう。「右見て左見て… うん皆がやってるからおいらもOK」という振る舞い…
しかし、店によっては来店者を保菌容疑者として扱ってくるところも有ってあまり嬉しくない客あしらいを受けます。
保菌容疑者扱いと言えば、各店舗の出入り口に設置してある「消毒液」のボトル。見ていると皆気軽に触っているけど、あの押す部分の清浄って誰が保証するんだろう? 不特定多数の人間が触れるのだから、そのほうがまずくないのかなぁ。自動噴霧になっていればまだましな気がするけどな。ちなみに以前より非常に気を使っている給食センターなどだと、消毒液はもちろんの事、手洗い用の水や洗剤についても自動供給で、水栓やプッシュポンプに手を触れる必要はありません。
それと「入る時にする人」と「出る時にする人」が居てパラパラ。と言うか、何のために噴霧するのかが徹底されていない気がする。
また放射温度計で額の温度を計測される場合が有るんだけど、あいつの精度って常温近辺では±2℃は誤差が出ると思うのだけど、37.5℃で線引きという厳しい運用をしていて誤検出もかなりあるのだろうと思ってしまう。だいたい、放射温度計を使ってみればすぐにわかることだけど、ほんの数mm計測スポットがずれただけで平気で10度も違う値を表示する。0.1℃単位で計測なんて高い精度が要求される運用をするには、対象物(この場合は人間の皮膚)の反射率を正しく設定し、機器自体の温度補償(通常の精度保証使用環境は23℃±2℃)も正しくやらないと表示される数値が何なのかがわからなくなる。これは計測をやっている人間の常識なんだけどね。
さらに言うと、平熱のばらつきを考慮してもらえないので、平熱の高い人は不利。
かく言う私も平熱は36.7~36.9℃程度(家庭用水銀体温計で測った場合)と高めなのでちょっと日向に居ただけでアウトになる確率が格段にアップしてしまい、面倒。
夏場は保冷剤を額に当てておく様かな(笑)。