KiCAD日本語対応その3

一旦全部を消してやり始めたリビルド。目的としていたディレクトリとは違う所にあれこれを展開してくれているようで、おなじようなファイルがあちこちにある変な展開となっています。
元々C:\KiCad-Winbuilder\に必要ファイルを展開して作業を始めたのでしたが、気が付くとc:\user\xxxx\kicad-winbuilder\に必要ファイルが集められてなにかゴソゴソやっています。

妙なことになっていた$HOMEについてはmsysを一旦アンインストールしてやることでなんとかクリア。PATHの設定が悪さしていた可能性もありますが、とにかくOKへ。
で、1ラウンド。GLMのバージョンが0.9.9.5なので新しすぎるのでなんとかしろとの仰せ。0.9.9.3以下にしろと言うのでGLMのページから0.9.9.3を持ってきて展開。第2ラウンドへ。

第2ラウンドでは再び「GLMのバージョンが…」。いい加減にしろよなと思いつつさらに1段階古い0.9.9.2を展開して再挑戦。やっとこ実作業が始まったようです。

が、なにか違う感じが… 作業自体を止められない雰囲気(Ctrl-Cが効かない)なので、最後まで行くのを待つしかないのか? なんか不毛な時間だ。

KiCAD日本語対応その2

長くなってきたので、別建てへ。

結論から言うとまだ成功してません。相変わらずDOCファイルのチェックサムが…とはじかれるので、チェック自体をSKIPすることで、こちらはクリア。
次の関門がフォントファイルを展開されたフォルダーにコピーさせる指示。これができればたぶん残りは時間の問題のような。

cp: 通常ファイル ‘/c/kicad-winbuilder/”C:/kicad-winbuilder”/MINGW-packages/mingw-w64-kicad-git/src/kicad/common’ を作成 できません: No such file or directory
なんてエラーが出ます。なんという奇怪なフォルダー名… cmakeに食わせるPKGBUILDの中身を見ていても変な所は見当たらず。
仕方がないので、$HOMEという変数を表示させてみたらなんと
/c/kicad-winbuilder/”C:/kicad-winbuilder”
なんじゃこりゃ。そりゃエラーになるんだけど、どこでこんな指定をしているのやら。”C:/kicad-winbuilder”の部分が根本的に間違っているんだよな。正しくは
msys64/home/xxxxx/となってないとダメ。
まだ先は長そうだ。

KiCADの日本語化その1

前回Linux向けパッケージは作成に成功したKiCAD。仕事の方も一段落なので、本番のWIndows用だということで早速挑戦。

KiCAD.orgに行くと、自力でバイナリを作るにはあれこれが必要だと書かれており、一応そろえてインストールして環境を整えたつもりでしたが、実際にはWindows用の作成コマンドにはその辺りも含まれてれていて、がっかり。
せっかくあちこち回ってインストールしたMsysだとかMinGWが、このバッチコマンド内で次々にインストールされて行きます。あの作業はなんだったのかなぁ…

日本語を取り扱うためにフォント定義のファイルを入替えるようにバッチに書き込んでいざ実行。
一応最後まで行ったようですが、ファイルの健全性チェックでエラーとか。
Error-Logが出ているのでなにが起きたのか確認しないと。

4/1追記(断じてApril Foolでは無い!)
エラーの内容が、ダウンロードしたファイルのチェックサムが合わないということ。たしかに問題のファイルの大きさが1kbしか無かったので、これは問題だと言うことは直ぐに分かります。とりあえず自力で取ってくればよいのだろうと思い、githubからダウンロードしてテスト。しかし、あえなく同じエラーで停止。
どうなってんだろうな? 最新は5.10なのに5.00のソースが集まっているのでこの辺が問題なのかもしれない。
PKGBUILDを再検討して再挑戦しよう。

追記その2(4/2)
せっかくなので、全部削除して最初からやり直し開始。
気になるファイルを眺めていたら、チェックサム値が直接書き込まれているファイルを発見。うーーん、今回も大丈夫なんだろうか? STABLEだから平気なのか?
今のところ新しいファイルだとソースも5.10を取ってきているようなので前回までとは状況が変化しているのだけど、なにか心配だ。

ちょっとした試行

中途半端に時間が余ったので、思っていたことを実行。

まず手を付けたのがOneDriveをLinuxでも使えるようにすること。ご存知のMicrosoftが提供しているネット上のストレージサービスですが、Windows版、Android版は有ってもLinux版は有りません。
しかしMSがAPIを公開しているのか、ちゃんと使えるようにしている人がいてビックリ。手動操作でインストールしましたが特に問題になるようなこともなく作業終了。ちゃんと全ファイルがシンクロされました。当たり前のようにLinuxからOneDriveシンクロ用フォルダーへ書き込めばちゃんと反映されるしで、なかなか便利になりました。

ちなみにこのアプリ(というかドライバー)はD言語で記述されているとのことで最初にD言語の処理系を導入しないとなりません。Cの発展形らしいですが、新しい言語が次々と登場していて驚かされます。何か不足しているのでC言語でなくD言語なんでしょうけど、何が不足しているやらさっぱり分かりません。

次に試したのがフリーの2D CAD。なぜか3D CADは立派に実使用に耐えられる機能をもったフリー版があるのですが、2Dは殆ど無い模様。日本独自だとJW-CADくらいですかね。Linuxでも使えるやつと思って探したところ、LibreCADというものを発見。こちらはFedora用のrpmパッケージが有るので手間なしでインストールです。

売り文句はDXFファイルを直接取り扱えるとのことでしたが、少し大きめの図面(ある製品の当たりチェック用の図面)を読みこませたところ、非常に反応が悪くなってしまい残念な結果に。dxf,dwgだけでなくjww(JW-CADのフォーマット)も直接扱えるのは便利なんだけどな。

後はQCADというものが有るらしいけど、こちらは時間切れなので後でためそう。LibreCADの元になったCADらしいけどどんな感じなんだろうか。

追記:
OneDriveドライバーのソースが有ったので眺めてみたけど、なんかC#のような印象。いまいち新言語の必要性を感じないな…

喰らったなぁ

無料で使用できる2D-CADのDraftsight。2019版が出ているのに案内が来なくて変だと思い、提供先のホームページへ。
そうしたらなんと今年いっぱいで無料板は使用できなくなるとのお知らせが…

問題は価格なんだけど、今までの無料版相当が$99/yearに、今まで$99/yearで提供されていたPro版は$199/yearにちゃっかり値上げ。会社が支払う分には年2.2万ですから許容範囲かもしれませんけど、個人で支出しているのでちょっと辛い金額。
さらに困るのが1PCに対して固定ライセンスなので出張用PCでCADを見たりいじったりができなくなること、うーーむ。

無料で釣っておいてこれはひどい仕打ちだと思うけど、本家AutoCad LTは年5.6万と気付薬が必要となる金額なんで、こちらは論外。
さてどう対処したものか…

日本語 on KiCAD

先達たちが段取りしてくださったのでどうすれば良いかは分かってます。Windows用は段取りが面倒なのでとりあえずLinux版でテスト。
FedoraにもKiCADのパッケージが用意されているのでsrpmをダウンロードして展開。まだこの段階のソースファイルは圧縮されたままなのですが、その中から指定のfontファイル探し出してコピー。一旦Windowsマシンの方で日本語フォントを組み込んだ入替え用のフォントデーターを作成します。そして必要部分に埋め込んで元の圧縮ファイル内の古いフォントファイルと入替え。後はいつものようにrebuildコマンドでrpmファイルの作成。特に問題になることもなく無事に作成終了です。
早速インストールしてテストします。

KiCad日本語版

図の通り、無事に日本語が回路図に入るようになりました。さて本番はWindows用だけどスムーズに行ってくれると良いけどな。

追記:
フォントの入れ替えは成功したけど、ソースファイル内にフォントデーターも記述するという恐ろしい構造になっているので、この構造が改められない限り、今後もこの手順が必要となるのが頭痛いな。別建てのバイナリファイルを読み込み形にしてくれないかと思うけど、元がEUの連中だから望み薄か?


MDB2 to PDO

PHPからデーターベースへアクセスするのに、いままではMDB2というライブラリを使用していました。
が、このライブラリはメンテナンスが停止して6年が経過しようとしています。で、昨今ではMDB2よりPDOを使うというのが主立っだ流れとなっています。

PDOはPHPの組み込み関数なのでメリットは多数。しかしMDBとは当たり前ですが互換性は有りません。なので移行するには関係箇所の書き換えが必要となります。
いろいろと面倒なんだけど、OSのバージョンアップに合わせて各アプリケーションをPDO対応に書き換えるか。

KiCAD or AutoCad?

電気回路図の取り扱いの問題。過去の手書き分も含めてある程度EDA化はしていたのですが、そのソフトが約20年前のソフト。XP時代まではなんとかなってましたが、さすがにWindows7以降では動かなくなってしまいました。

現状ではVM PlayerにXPの仮想PCを作成して、そちらで作業してますが、そろそろ面倒になってきました。なのでWindows10でも動作するCADへの移行を検討。

候補としてはEDA専用のKiCADか汎用CADのAutoCad。まぁLTも含めても本物のAutoCadなんて購入できるほど御大尽ではないのでAutoCadごかしのDraftSightですが…
回路書きには専用ツールの方が塩梅が良いのは確かなのですが、KiCADには基本的に日本語が使えないという大きな問題があります。また、今使用中のEDAファイルからKiCADに移行するのにツールが無い(日本語入っているとダメっぽい)のも大きな問題。もちろん元のEDAソフトも日本語は通じないので、DXFに変換する時点で日本語データーは全滅するのですが。

プリント基板のパターンは事実上の国際標準であるRS274(ガーバーデーターフォーマット)にしてしまえばKiCADでもすんなり読めるのだけど、回路図が移行できないのは痛い。
単なる図面だけならDXFでも良いけど、EDAツールってのは部品表も含めて管理してくれるのでその辺りの後始末が問題になってくるんだな。

さてどうしたものだか。

php on CentOS6.5

職場のサーバーに今までに撮った製品ごとの画像データーを簡単に閲覧できるような機能を付けたいと思ってあれこれ捜索。オンライン画像アルバムソフトはいろいろ有りましたが、とりあえずpiwigoというやつを選択することにしてインストール。

実はCentOSは長い期間使用できるように硬い構成なので”LAMP”構成で使用するphpもバージョンが5.3とかなり古くサポートも切れている状態。これではちょっと心配なのでもうちょっと新しいバージョンを使いたいなと思うわけです。

PHPのインストールのやり方が良くなかったのかバージョンが混在した状態になってしまい、extensionが検出できない状態になってしまいました。当然目的のpiwigoも起動しない状態。
あれこれ調べて各モジュールを直接コピーしたりしたのですが、どうにも駄目。
エーイ、面倒だってことでVer.5.3のphpを全部消してVer.5.6をインストール。どうせならVer.7でも入れれば良かったかなと思ったのですが、そこは安定志向のサーバーなので冒険はしません。実はマイナーバージョンアップに見えて内容の変化が大きいので5.3->5.6でも十分にトラブルの元です。

元から使用している在庫管理や引き合い管理が正常に動作していることを確認してpiwigoのインストールを調整します。
画像のアップロードまでは正常なのに肝心の画像が表示されません。きっとなんかしらエラーになっているに違いないと思ってhttpdログ内のerror.logを確認するとTimeZone設定でエラーになっていることが判明。4つほどのプログラムでエラーが出ていたので直接修正。本当はphp側の設定をいじっておかないと、次の更新のタイミングでトラブルになるのは明らかなのですが、その前にサーバーOSのバージョンアップが来るはずなのでしばらくはこれで凌ごう。


Windows NT4.0

NT4.0sp6

他人さまにはXPなんか使ってと言っていたのですが、どうしても古い文書を読み出す必要が発生したので古いOfficeを入れるべくWindows NT4.0をインストール。VM Playerの仮想PCへのインストールなので手間いらずだし何かあっても本体側には影響がないので気楽に試せます。
インストール自体はSP6を当てるところまで含めても20分くらいで終了。こういう時には新しいPCってつくづく早いんだなと感じます。

ところで、NT4の頃ってどんなハードだったかと考えて居たのですがもう昔の事で思い出せません。確か友人の関係も有って三菱のApricot MS540を使っていたような気がします。調べてみるとMS540のスペックはPentium 166MHz、RAM 16MB、HDD 1.7GBと有ります。メモリー16MBってのが時代を感じさせますね。後から64MBくらいに増やしていたような気がするな。

仮想PCでHDDを10GB割り当ててやったのですが、パーティション確保の時点で4096MB以上だと受け付けてくれなかったので、やむを得ず4095MBとしましたが、これ以上の容量を扱えるようになったのはWindows2000になってからだったかなぁ。それといろいろと操作方法が違いすぎて戸惑いっぱなしです。Windows2000もまだ有るので、W2Kの方が良かったか? まぁ、現役で使おうって話ではないのでそこまで真剣にならなくても良いのですが。

さて本題のOffice2000をインストール。これも10分程度で終了。再三再起動を要求されますが、ほぼ瞬時に再起動してしまうので苦にはなりません。以前はイライラの種でしたが…

実はWORD5.0形式の文書って特殊フォーマットの様で新しいバージョンだと正しく読み出せないのです。なので古いWordが必要となりますが、手元に残っていたのがOffice2000。WORD5.0形式に対応しているのかちょっと不安でしたが、入れて試したところOKでした。ひょっとしてWORD97あたりまで遡る必要があるのかと思いましたが、手元にあるもので間に合って良かったです。それにしてもよくも20年前のインストールメディアが残っていたな。我ながら「捨てられない人」なんだなと改めて思った次第。

目的の文書を読み出してWORD形式で保存しなおして新しいWORD2019で無事開けるようになりました。まだ古いファイルがあるのでこの際全部変換しておこう。
あとは一太郎と花子のデーターがあるんだけどこちらは不完全ながらOffice2000の文書変換機能でどうにかしますかね。そのまま印刷して云々ってことでは無いですしね。