GOLF7.5 その5

手元に届いてまもなく3か月が経過。走行距離は2600kmと私としては乗り過ぎ気味です。ようやく諸々の機能を一通り試し終わったので車のお試し期間は終了となります。

不思議なことに2400kmを超えたあたりで、何かのスイッチが突然ONになったかのようにエンジン音が静かに感じられるようになりました。もしかしてアクティブノイズキャンセリング機能が隠されていた? 2400kmと言えば1500マイルだけど、関係あるのかな? まさかね。
サスペンションとオーディオシステムはまだこなれるまでにはもう少し時間が必要そう。だいたいサスペンションがこなれるまでには5000~6000kmは走らないと。前車の時のDCCもこなれて、モード毎の設定差がはっきりわかるようになったのも5000km超えたあたりからでしたから。

さて当たり前ですが、7時代から有る機能については改良があっても大きく使い方が変わったってことは無いので、使い方で困るようなことはありません。
大きく変わったのは主にナビ関係で、特に目的地の検索方法でしょうか。Car-NetとAndroidAutoの連携が売りとなってます。

前者は、他社ではだいぶ前から始まっていた、いわゆるコンシュルジュサービス。それにインターネット上で提供されている交通情報の取り出し。後者は自車のナビシステムをGoogle-MapとGoolgeの提供するナビサービスに置き換えてしまうもの。

元々のナビの目的地検索がだいぶ残念なので、この機能はとても便利。ただし、どちらも検索エンジンはGoogleなので、どこかを検索したとしてその後に他のプラットフォームに移っても、検索履歴が付いて回って少し鬱陶しい。また、AndroidAutoの場合、Googleが把握している行動履歴と行動パターンから自動的に「次はこの辺に行きたいんじゃないの」とばかりに目的地候補が表示されて気分が悪くなります。

Google Mapのリアルタイム交通情報は魅力的なんだけど、こう行動履歴を取得されて先回りされてしまうとね…

Car-Netの場合、持っている電話機のテザリングモードをONにして接続させてやらないといけないのだけど、時々不調になっていまいち不便。特定の業者に加担するのは良くないと思うけど、本体にSIMを突っ込んで、本体でよろしく通信してくれると助かるのにな。

Fx選考その2

いろいろ見てますが、どうも極端ですね。私の要求が変なのかもしれませんが…

ビデオカードがそこそこで全体のバランスも良さようなタイプ、たぶんビジネス向け機種だとCPUが1世代前でしかもミドルグレード。逆に最新CPUのトップグレードだと、どうもゲーム向けになってしまうようで、ビデオカードだけで10万を超えてくるような装備で、当然のことながら価格もべらぼう。

ゲームするわけではないので、ゲーム用の高性能(高電力消費!)ビデオカードの必要はないです。せいぜい2万が上限。ここで予算を浮かせてディスプレイやキーボードを更新した方が幸せだと思うな。

てなわけでやはり自分でパーツを集めてくみ上げるしかないかな。

ディスプレイと言えばまだまだ4K(3840×2160)クラスの値段は下がりませんが、2560×1440という一昔前の17インチSVGAディスプレイを4倍化したような変な表示能力のディスプレイが出てきています。これだと高DPI表示はちょっと無理だけど、普通に使う分にはA4がそのまま2枚表示できる能力なので魅力的。27インチってのがサイズ的にどうなのかと思うんですが、検討の余地は有りそう。
Surfaceも使っているけど、いまだに高DPI設定に対応できないソフトもあるので、4Kディスプレイは時期尚早だな。あのきれいに表示されるフォントは魅力的なんだけど。ちなみに普通のWindows機でもフォントを24ポイントあたりに設定するとそれなりにきれいに表示されます。

Fx選考

仕事用のPC、5年使えればと思っていましたがなんだかんだで7年目となりました。近頃はほとんどの時間にHDDがガラガラ言っている始末で、ほとんど使える時間がなくなってしまいました。

まぁHDDをSSDにすればこの問題は解決するのはわかっているのですが、ここでこのPCに数万の投資っていかがなものかと。またグラフィックボードのファンの問題も解決しなくてはなりませんが、こちらも数万の投資? 近頃はディスプレイの接続もDVIではなくDisplayPortになっている場合がむ多く、そうなるとディスプレイも買い替え????

となると、全部更新ってことになりそうです。さてはてどうなるのやら。
以前と比べるとCPUも選択肢が広がっています。まずはIntelにするのかAMDにするのかからスタート。出来合い品は圧倒的にIntelですがAMDも話を聞いている限りではかなりよさそうなので、こちらにもかなり惹かれます。

全パーツをかき集めて組み立ててもいいけど、ショップが近くになくなってしまったのでパーツ集めが面倒だな。となるとBTOを調べて決めますか。

なるべく早く決着をつけてしまわないと。

GOLF7.5その4 燃費編2

怒涛の走り回りも一段落したので、近場での普段使いの場合の燃費調査をしてみました。なんといっても1か月で1800kmも走ってしまったので、近年まれにみる走り回りいや走り過ぎと言うべきか…

まず職場までは3kmの距離に信号が9か所もあり、結構高い確率で引っかかります。この場合はA/C ONだとギリギリ10km/lに届くか届かないかといったレベルで、TSI時代とそれほど変わりません。しかし片道5kmでしかも信号もそれなりに少ないショッピングセンターへの移動だと、A/C ONでもたちまち14km/lを超えてきます。

どうやら50km/h程度の速度で一定時間走れるかどうかが燃費を左右する大きな要素になっている感じがします。
もともと小排気量+過給のシステムの場合、発進時の燃料消費がネックとなるので、当たり前と言えば当たり前の結果ですが、今回のGOLFの全体のセッティングだと、どうも50km/hが境となっていて、燃費はもちろん乗り心地にも大きな変化を与えている感じでとても不思議な感じです。

携帯キャリア変更

いままではAu(ガラケー)2本、MVNO(スマートフォン)1本の3本体制でしたが、ガラケー1本が不要となったので全体に整理。不要となった番号は、今は亡きcdmaOneが導入された時に取得した番号で、できれば取っておきたいと思ったのですね。なのでMVNOを解約してそのまま不要となった番号はスマートフォン向け契約へ移行ってのが最初の発想です。

さっそくAuショップへ赴きましたが、1本をガラケー契約からスマフォ契約にするだけで、最低でも月に6k円と言われて驚愕。そうなるとMVNOを解約したところで月の支払いが約8k円となります。

高級端末を購入する訳でもないのにこの支払い額では…という訳で、いろいろ調べた結果、UQが一番評判が良かったので、MNPで移動です。派手に宣伝していることも有って、UQってMVNOなのかMNOなのか謎でしたが、契約しに行って分かったのがAu系列のMVNOだと言うこと。まあAu->Au系列なのでそのまま移行処理。例によってものすごくしつこい引き止め電話を振り切ってMNP予約番号を取得して契約完了。相変わらずMNPと新規契約とでそれぞれに事務手数料を毟られるのに閉口しつつ契約を進めます。

今回は必要が出てきそうな感じだったので音声通話オプションを追加した結果、月額は2,480円+税!となりますが、月額980円のDOCOMO系のMVNOを解約するので、全体的には1k円まではいかないにしても、多少は下がることが期待できます。

遭難や災害時などのセキュリティを考えると、電話会社を1系統にまとめてしまうのは問題なのですが、まぁその時はその時とすることにしましょう。

あとはどの程度の速度が出るかだな。UQの場合、普通のMVNOとは違うらしいので、少しは速度に期待できるかな。そもそもAu系のMVNOって殆どないからDOCOMO系よりは空いていそうな感じなんだよね。休日の夜に試したところではそこそこの速度だったけど、平日の昼間がどうなるかが見もの。

あとはかなりバッテリーのへたった現在の端末の更新だな。流石に3年も使っていると容量が60%台まで落ちた感じで、使い続けられるのがせいぜい8時間って感じなので、早々に更新しないとね。

GOLF7.5その3 DSGその他

7.5になってというよりはTSIからTDIになったことでDSGのクラッチが湿式多板となりました。当初のDSGは全部湿式だったので、元に戻ったと言うべきでしょうか。ただ湿式のギアボックスはいままでは6速しか無かったのですが、今回の7速ギアの湿式は新しいタイプとなります。
乾式単板と比べるとスムーズですが、やはりキレという面では今ひとつな感じ。変速した時になんとなく「もわ」っと変わっていく感じです。

乗り始めて直ぐに気がつくのはアイドル状態からの【疑似クリープ】が非常に強くなったように感じることです。まるで普通のトルコンのような強さです。
面白い制御だなと思ったのですが、よくよく観察してみると、乾式の時は半クラッチ状態を作って疑似クリープ状態を作っていたのですが、このギアだと半クラッチがほとんど無く、その代わりに1速ギアに入っています。1速に入ってがっちりクラッチがつながっているのだから、微速前進力が強いわけです。この状態でスロットルを開けると直ぐに2速に変速します。なので、実際の発進だと1速に入っているのは殆ど見ることはないです。

また大きく変わったのがアイドルストップ制御。7の時は停止してひと呼吸(0.5秒くらい?)してからエンジンが止まっていたのですが、7.5になってからは停止寸前の微速状態でもエンジンが止まるようになりました。停止位置を停止寸前のブレーキ力で調整する運転癖が付いているので、このような場合には一瞬エンジンが止まるのだけど、次の瞬間にエンジンが再始動してしまいます。どうも運転手とエンジン制御の間で話がうまく伝わらないのがもどかしいですね。

また、面白い機能としては前に停まっていた車が居なくなると自動でエンジンが再始動するようになりました。信号の見逃しが減るし、坂道発進の場合でも楽になるので嬉しい機能です。この機能ってTSI車でもそうなったのかな、ちょっと興味が出ますね。

残念な点としては最大トルクの発生回転域が1750rpm~と比較的高いことと、2速と3速ギアのカバー範囲が日本の交通にあっていないところかな。

ディーゼルで最高許容回転数が低いので、全体にハイギアードとなっています。なので街中速度だと4速のままで結構高い回転数まで引っ張ってしまうことが良くあります。この状態でスロットルを一回戻してやると5速に上がりますが、そうするエンジン回転が下がり過ぎて力不足…

狭い峠道を走るような場合、2速だと回転が上がりすぎだし、3速だと下がりすぎだしとちょっともどかしい感じ。ただこれは最初に乗った6速DSGの時代から変わらずに感じる不満なので、 本国でのスピードレンジが違ってて、その程度は気にせずガンガン回していけってことなのでしょう。

GOLF7.5その2 エンジンと燃費編

さて”TDI”になった7.5。アイドル状態や走り始めにはいかにもディーゼルな「粒」を音と振動の両面で感じますが、だいたい50km/hを超える頃には気にならなくなります。
一応この車にもモード切り替えが有りますが、普段使いはDモードですね。標準で用意されるEモードはコースティング制御(スロットルを戻すとクラッチが切れる)が入りエンジンブレーキが効かなくなるので、一般道ではちょっと使いにくいかな。
カスタマイズでエンジンをEモードにできるようですが、エンジンを切るたびにDモードに戻されるので、Eモードはあまり使って欲しく無いのかもしれません。

試乗したときには非力だと感じたのですが、たまたま試乗車がその様に学習されていただけのようで、1日一般道を乗り回してやった所、大トルクを感じられるディーゼルらしい感じとなりました。試乗車だとみなさん「おっかなびっくり」走らせるのかな?

1タンクで1100km!

注目の燃費は、エコランするにはあまりコンディションが良くない条件でしたが、一般道だけでもこんな感じ。フルタンクからの走行予想距離が1100kmを超えていて驚きます。あまり信号の無い区間を走っているので、反則と言えば反則ですけどね。このコースは前車で幾度と無く走ったコースで、前車の時は最良時に17.8km/㍑だったので、20%以上の向上です。
帰りは陽が当たって暑いのと、どうにも蒸すのでエアコンを入れましたが、ほとんど燃費表示に影響がないのにはビックリ。我慢して損したかな(笑)。
ただし、ゴーストップが頻繁に登場する街乗りの場合どうになるのかは確認していないので、要注意です。前車だと街乗りでエアコン ONだと9km/㍑くらいまで低下してしまってました。

普段の街乗り(お買い物でせいぜい往復15km)だとどうなるのかが注目です。ただ、今回からは燃料が軽油となり、いままでのハイオクから1リッター当たり30円ほど安くなっているので、気にするほどでは無いかな。
だいたい街乗りだと13km/㍑程度だった前車の場合、1kmあたりの燃料費は今の燃料相場だと10円となります。
新しいこの車が街乗りで同程度の燃費としても、1kmあたり7.7円で済む計算となります。ガソリン時代と同程度でも良いとすれば、10km/㍑まで落ちたとしても問題にはならないので、普通にエアコンつけて走り回っても問題はないでしょう。
でちなみに車両価格差を燃料費の差額で埋めようと思うと、たぶん7万km程度は走らせないといけませんが、そこまで行けるかな?

Hello Golf7.5,Goodbye Golf7

New_car

殆どその気はなかったのですが、販売店に定期点線に赴いたときに破格の条件を提示されたので、ついつい… と言う訳で車が入れ替わりました。
Golf7のVariantからGolf7.5のハッチバックへの乗り換えです。本来ならば、既に本国では発売されているGolf8を待つべきですが、世の中大騒ぎでそれどころでは無く、この調子では8が日本に導入されるのは来年以降の模様なので、7.5で一旦様子見となります。ちなみにハッチバックは12年ぶり、4の時以来です。

今回導入したのはTDI Highline Meisterというグレードですが、他社でもやっている、失礼を承知で言えば、モデル末期に登場する在庫一掃のための各種オプションの寄せ集めグレード的存在です。
基本的にはTECH Editionという液晶インパネ+LEDヘッドライトのモデルに本皮のシート(電動は運転席だけなのが惜しい…)とDynaudio社製オーディオシステムを追加したものとなります。まぁ、いままでの限定オプションを総動員したと言ったらいいかな。
本当に「在庫限り」状態でしたので、内装色を選ぶと自動的に外装色が決まる有様で、殆ど選択の余地はありませんでした。

ちなみに、Meister Editionの場合、High LineとComfort Lineの差が余りありません。エンジンがTDIともなれば更に差が無くなります。カタログでチェックすると、
1. インテリアアンビエントライト
2. クローム外装材の違い
3. ホイールのデザイン違い
4. レザーシート
5. Dyaudioオーディオ
って所ですが、オプション5は内装色がシェトランドという少し灰色がかった明るい内装を選ばないと選択できないので、単純には比較できません。

さて一番の変化はガソリンエンジンからディーゼルエンジンへの変化かな。いままでも仕事で使うトラックやバンでは乗っていましたが、個人所有するのは初めてです。
現在のコモンレール式の超高圧燃料噴射装置ができる以前のディーゼルは「とても非力」が当たり前でしたが、こいつは今時のエンジンなので110kw/340Nm(150ps/34.7kgm)と立派なスペックです。
ちなみにGolf7で乗っていたガソリンエンジンは103kw/250Nm(140ps/25.5kgm)でしたから、トルクがかなり増えています。ただ、車重も1380kgから1430kgへと50kg(年寄なら1人分?)増えています。車検証によれば増加分の殆どが前輪荷重なので、だいぶエンジンが重いんでしょうね。

いろいろと変わっていなさそうで、変わっています。なので内容については少しずつ書くこととします。

Googleのサービス

様々なサービスを提供しているGoogle。ですが別に慈善事業で各種サービスを提供しているわけではないので、結構なサービスが打ち切られてしまい使用できなくなります。
最近だとGoogle+。結構緩い感じのSNSで気に入っていたのですが、思ったほどに儲からないという理由であえなく打ち切りです。

これは有料サービスでも同じことで、近々音楽提供サービスのGoogle Play MusicがYoutube Musicへ移行が決定となりました。私自身はBGMとして聞いているのが殆どなので動画は全く必要ない。というかむしろ無駄に帯域を食う邪魔者でしかありません。

そもそもGoogle Play Musicのサブスクリプション版に参加したのは、近い将来Youtube Premiumと統合されれるという噂話があったからで、たまに見る動画の頭や途中に入ってくるCMが無くなるならと思ったからなのですね。
今回の発表だとそうじゃなくて新しいサービスを立ち上げでそちらに統合するという話….

「○○のラジオ」といった似た傾向の曲を流してくれるサービスなどは便利に使ってましたが、この機能も無くなる模様で 不便になりそう。200円高くなるけどSpotifyに移行するかな。

雑感その2

謎の自粛要請がほぼ解除となったようで、近所の回転すし店やうどん屋、蕎麦屋、和食店が大混雑… なんでこうなるかな。やはり自分の頭で考える人間が殆ど居なくなったと言うことなのでしょう。「右見て左見て… うん皆がやってるからおいらもOK」という振る舞い…

しかし、店によっては来店者を保菌容疑者として扱ってくるところも有ってあまり嬉しくない客あしらいを受けます。

保菌容疑者扱いと言えば、各店舗の出入り口に設置してある「消毒液」のボトル。見ていると皆気軽に触っているけど、あの押す部分の清浄って誰が保証するんだろう?  不特定多数の人間が触れるのだから、そのほうがまずくないのかなぁ。自動噴霧になっていればまだましな気がするけどな。ちなみに以前より非常に気を使っている給食センターなどだと、消毒液はもちろんの事、手洗い用の水や洗剤についても自動供給で、水栓やプッシュポンプに手を触れる必要はありません。
それと「入る時にする人」と「出る時にする人」が居てパラパラ。と言うか、何のために噴霧するのかが徹底されていない気がする。

また放射温度計で額の温度を計測される場合が有るんだけど、あいつの精度って常温近辺では±2℃は誤差が出ると思うのだけど、37.5℃で線引きという厳しい運用をしていて誤検出もかなりあるのだろうと思ってしまう。だいたい、放射温度計を使ってみればすぐにわかることだけど、ほんの数mm計測スポットがずれただけで平気で10度も違う値を表示する。0.1℃単位で計測なんて高い精度が要求される運用をするには、対象物(この場合は人間の皮膚)の反射率を正しく設定し、機器自体の温度補償(通常の精度保証使用環境は23℃±2℃)も正しくやらないと表示される数値が何なのかがわからなくなる。これは計測をやっている人間の常識なんだけどね。

さらに言うと、平熱のばらつきを考慮してもらえないので、平熱の高い人は不利。
かく言う私も平熱は36.7~36.9℃程度(家庭用水銀体温計で測った場合)と高めなのでちょっと日向に居ただけでアウトになる確率が格段にアップしてしまい、面倒。
夏場は保冷剤を額に当てておく様かな(笑)。